清掃員の仕事は世間的に他の職業より下に見られて「汚い」「臭い」などのイメージを持たれがちです。
特に若い20代の女性が清掃の仕事をしていると、
「定職に就けなかったのかな…」
「家が貧乏でもう清掃の仕事しかないのかな…」
「接客業とか出来なくて清掃の仕事しか就けなかったのかな…」
「かわいそう…」
「訳ありかな…」
「負け犬かな…」
など勝手にかわいそうな悲劇のヒロインに仕立て上げられそのような目線を向けられることもあります。
若い女性に限らず清掃の仕事につく理由は人それぞれなのですが、そういった目線があるというのも現状です。
もくじ
清掃員をやっていると「見下されてる」と感じることがある
若い20代の女性が清掃員をやっているとその掃除をしている建物(ビル、施設など)の利用者は年上層が多いのでより見下されたりなめられやすい場合もあります。
私も見下されていると感じることが度々あって最初は「なんかみじめだな」って落ち込んだりイライラしたりしましたが、慣れてきてからは「やばいww今あの人見下してたw私ってwwかわいそうなんだww」って思うようにしたら気が楽になりました(笑)
そして清掃の仕事をしているといろんな人がいるのですが、よく見受けられたのが「挨拶を返さない人」でした。
「お疲れ様です」「…」挨拶をしても返さない人もいる
オフィスビルの清掃では職員が働いているのですれ違ったりするときは挨拶をするのですが、中には挨拶を返さない人もいました。
聞こえてんだか聞こえてないんだかスマホを見ながら歩いていたり、1対1ですれ違って明らかに挨拶しているのに断固無視!女王様かなあ???
もちろん、あいさつを返してくださる方がほとんどでしたが中にはそのような挨拶をしない人もいたので、清掃員とはいえ人間なので多少いやな気持ちにはなりました(笑)
相手が清掃員だからあいさつしなくてもいいって思いがあるんじゃないでしょうかね?
あとは挨拶するのが面倒くさいなど。
でも上司や目上の人に挨拶をされて明らかに無視する人はあまりいないと思うので(笑)挨拶を返さない人は「相手」で判断しているんだろうなと思ってました。
そういった人を見たときは「小学生でも挨拶ができるのに…挨拶は人としても基本だと思うんだけどな…この人は仕事ができて給料もいいのかもしれないが人間として心がブスだなww」って思って挨拶してました(笑)
あとそういった人って自分より上の人(上司など)にはヘコヘコするが「自分より下の人」と思う対象に「自分の方が上」みたいな態度をとることで自分を保ってたりする&仕事の憂さ晴らしを無意識にしてるんじゃないかなとか思ってましたね(笑)
清掃員は常に見られている(人の目・監視カメラ)
オフィスビルや施設などはたいていの場所は監視カメラが回っているので、清掃員の行動は常に誰かしらには見られています。
人がいない時間帯の仕事なら生の人目がなくて楽ですが、人がいる時間帯に清掃に入っている時は私は常に人目を気にしてました。
いつどこでだれが見てるかわからないし、見てる人によっては「さぼってる」「適当」「汚い」などクレームを出す人もいたりするからです。
「清掃員」って検索すると「清掃員 態度」とか「清掃員 態度 悪い」などの検索ワードが出てきます。
これは「今日の清掃員態度悪すぎ!なんなのあのババア!」ってプンプンしながら「他にもそういった経験した人いないかな、他にもそういった出来事ってあるのかな、このイライラ晴らしたい!、この気持ち誰かと分かりあいたい!」などの感情から検索するんじゃないかな~と思うのですが、それだけ「清掃員の態度が悪い」と感じる人がいるということでもあります。
清掃員が悪い態度をとるのがよくないのですが、そのように常に人は「掃除の人」を見ているということでもあるので、私は挨拶をされなかったりイライラするようなことがあって内心「口があんなら挨拶ぐらい返せよ(激おこ)」と思っても態度だけは気をつけるようにしてました。
その時に有能なアイテムがマスクなんですよね(笑)
表情を隠せられるので、マスクは必須でしたw
まとめ:清掃員は見下されがちだが恥ずかしい職業ではないし役に立つ
清掃員はなめられたり見下されたり哀れみの目をむけられたりします。
若い女性が清掃員をやっていると特にそうかもしれません。
個人的に若ければ若い人ほどそういった目を向けてくる印象がありました。
「俺ぜってえ清掃の仕事なんかしたくねえわwwwwウェーイ」的な(笑)
あとゴミを回収してた時に「クサ」と言われたことがあって「じゃあオメエらでやれよ」と思った時がありましたが、そういった態度は決して出してはいけないのでストレスはひしひしと溜まりましたね(笑)
正直、私も清掃の仕事をする前は清掃員をどこか見下している部分があったんですが、実際に自分がやってみて「こんな感じで掃除されてるんだ、大変だなあ、体力いるなあ、意外に時間勝負なんだな~」などなど思いましたし、街で清掃員を見た時に「掃除する人がいるからキレイな状態が保たれてるんだ」と感じるようになりました。
清掃員という仕事をやってみて清掃員を見る目線が変わりましたね。
清掃員の仕事は社会的地位が低く、マイナスに見られがちですが掃除をしてくれる人がいて世の中がキレイに保たれています。
「世の中にゴミが出て汚れる限り掃除の仕事は需要がある職業だ」と思うと恥ずかしい職業ではないと思います。
今後、それが人の手で行われるのか自動化ロボットの手で行われるのかは別として。
人がやりたがらないことができるってのは強みでもありますし、清掃の仕事を通して培った掃除術は普段の生活にも活かせて役に立ってきます。
家事をする女性なら特に!